サイディングがパリパリ？直貼りサイディングについて

サイディングがパリパリ？直貼りサイディングについて【さむかわリフォーム】

投稿日：2021年11月4日
カテゴリー：初めての方へお役立ち情報

サイディングがパリパリ？直貼りサイディングについて

皆さん、こんにちは！！
さむかわリフォームです。

ここ最近ですが、お客様から「サイディングがパリパリ剥がれてきてしまったので塗装をしたい。」とお問い合わせを頂きます。

多くのお家が様々なデザイン・バリエーションがある窯業系サイディングでできており、その歴史は、1990年代から始まっているそうです。

メンテナンス時期にサイディングに不具合が生じる原因をサイディングの塗膜の劣化と考える人が多いと思います。

もしかしたら外壁塗装をしたところで根本的な解決にはならないかもしれません💦

今のサイディングは施工方法などから改善されたのですが、
昔のサイディングは、いわゆる直貼り（じかばり）工法と呼ばれる施工方法で出来ていたため
現状外壁に不具合が出てしまっているケースがあります💦

今回はお家の外装メンテナンスで後悔しない為の直貼り工法の特徴とその施工方法についてご紹介いたします！！

直貼りサイディングの問題点について

先ほどもご紹介をしたのですが、サイディング自体は、1990年代から普及し

各メーカーで様々なデザインやバリエーションが増えています。

ですが西暦2000年頃に施工方法を改め、直貼り工法から通気工法に切り替えた建設会社・工務店が多くなりました。

それは、なぜか？

はじめの直貼り工法に問題・不具合が出始めたからなのです。

直貼り工法と通気工法について

直貼り工法と通気工法の施工方法を画像を見てもわかるますね。直貼り工法はただ防水シートの上に張り付けるという作業だけです！！

しかし外壁内部に湿気や水が入り込んでしまうと、もともと隙間がないため水分の逃げ場がなく結露が生じてしまうのです。

いつまでも水分がある状態が続けばカビが発生するだけでなく、外壁材が腐食したりと
パリパリ現象がでてしまい、最悪なケースは、壁が崩れたりと大変なことになってしまいます。

自分で直貼りの確認方法

では自分でご自宅が直貼り工法か通気工法かを確認するにはどうすればいいか？

外壁材と基礎の間に水切り板金があり板金と外壁材には隙間があるかと思います。

そこに定規やカードなどを差し込み、奥行きを確認してみましょう。
私は、指でも確認できました！！

もしもその奥行きが1~1.6㎝しかない。指が入らない💦それは、サイディングの厚みしかないため、まず間違いなく直貼り工法です💦

胴縁分を足した2.5～３㎝程度の奥行きが確認できたり、指が入るほどの隙間があれば、通気工法で施工されていると思います！

ー実際の施工方法ー　※塗装はお勧めしません。

直貼り工法は、水分が抜けにくく結露を起こしやすいです…。

内部に溜まった水分は抜け出したいのに閉じ込められている状態が続いています。

すると窯業系サイディングを腐食させてでも水分は逃げようとする動きを取りますので、サイディングの表面が剥がれてしまいます。

冬季は特に、中の水分が凍結し割れの原因になったりします。

　これは塗装をした後でも同じです。

せっかく外壁塗装をしたとしても通気が取れないので同じく、早いサイクルで塗膜に膨れ・剥がれを起こしてしまうのです。

どんなにいい塗料でも、本来の耐久年数よりパリパリ現象がでてきてしまうのです。

外壁構造に問題がある以上、施工保証がつかないケースが起こり得る可能性が非常に高くなります。

外壁カバー工法

さむかわリフォームでは、外壁のカバー工法をやっております。

費用は、塗装よりかかってしまいますが、耐久年数は30年以上持つもの。
メーカーの保証で30年も持つものもございます。

今後もお家をあと何年住むのか？どれくらい長く安心して生活したいのか？
と言うとこから逆算してお家のメンテナンスをご検討するというのが1番いいと思います。

足場を架けるメンテナンス回数を減らしたい。

そういう方には、外壁のカバー工法がおすすめです。

・軽量で断熱性の効果のある金属系サイディング

・柔軟で軽量、耐久度もあって塗装の必要がない樹脂系サイディング

↓ブログにしてます！✍
・塗装だけではない？外壁カバー工法について【さむかわ塗装】

丁寧で信頼のできる業者を選びましょう🐈

お家をメンテナンスする理由は、綺麗に丈夫に安心して住めるお家を保つためのリフォームです。

せっかく外壁カバー工事をしても、通気層がないまま外壁カバーされてしまって、大きなお金をかけても同じことの繰り返しされては意味がありません！！

施工会社に十分な知識と施工実績があるのかをホームページなどを見て見極めましょう。

ポイントとしては

・実績はあるのか？

・質問に対して適切な返答が返ってくるのか？

・わかりやすい言葉で説明をしてくれているのか？

あいまいな答えだと工事もあいまいで施工不良に繋がってしまいます。

さむかわリフォームでは、
診断報告書と言う形で
写真付きで手書きで１つ１つコメントで状況をお伝えします。

「さむかわリフォームさんで良かった！」

と最後に笑顔でありがとうを頂くために、お客様のお力になれたら思っています！！