丁寧に仕上げていきます!
屋根の塗装を美しく仕上げるためには、中塗りが絶対に必要です。
中塗りの段階で、なめらかな下地をつくっておくことで
上塗りがキレイに塗れるため、美しく仕上げることができます。
基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料で塗装をします。
たまに質問であるのですが
「わざわざ中塗りと上塗りの2回に分けなくても、1回で仕上げられないの?」
と聞かれることが有ります。
でも1回で多量の塗料を塗装しようとするとムラになります。
どんな職人でも1回で多量の塗料を美しく塗り上げるのは、まず無理です。
各塗料メーカによって塗装しなければならない塗料の量は決まっています。
しっかり守らなければ施工不良になることは間違いないでしょう。
さらに乾燥時間もルールがあります。
ほとんどの塗料が中塗りから上塗りへと2回に分けて塗装することを前提として設計されています。
乾燥時間と規定の希釈量を守って塗装をすることで、塗料は本来の性能を発揮するのです。
中塗りを省けば、塗料はその性能を十分に発揮することができずに
何年かすると塗膜が剥がれるなどの不具合が発生することもあります。
ちなみに、不具合は塗装後すぐに発生するとは限りません。
塗装後2年以降に発生することもあります。