【実は重要!?】屋根の防水ルーフィングについて(さむかわリフォーム)

ルーフィングとは

表面にある屋根材の下にいます「ルーフィング」



皆さん、こんにちは!

神奈川県高座郡寒川町にある屋根工事店
さむかわリフォームです。


今回は、意外と重要な屋根の工事の項目にある「ルーフィング」についてお話していきます。



みなさんは「ルーフィング」という言葉はご存じですか?



さむかわリフォームのブログなどを見てくださる方なら、何回も出てくる言葉なのでご存じだと思います。



ですが、それでも
実際に「ルーフィング」はどこにあってどんな役割と重要性・種類があるのか?




そこまで知識がある人は、業者以外ではいないと思っています。




簡単にまとめますと
"雨漏りしないようにするための防水紙"です。


通常は、屋根の下地の野地板(のじいた)の上に敷かれていたり、屋根のカバー工法だと既存屋根の上にあります。



色やメーカーも様々です。


家の不具合で何が多いのか?

雨漏り 33%
性能不足 28%
はがれ・ひび割れ 20%
その他配管関係 19%

さむかわリフォームのお客様で多かった実際の不具合についてまとめてみました。

実際に多いのは、やはり雨漏りでした。

雨漏りでもサッシ廻りからだったり、バルコニー内も含めてあるのですが、多くは屋根からです。

屋根材だけでは雨漏りは守れない?



よく考えてしまうのは、
屋根が割れたり破損したら雨漏りをする。というイメージです。

あながち間違いではないのですが、雨漏りをしない為に最後の砦となっているのが「ルーフィング」なんです。


1次防水は、屋根材
2次防水として「ルーフィング」があるのです。

イメージが湧きにくいですよね💦

イメージ画像



イメージは、上記の画像を参考にしてください。

傘が屋根でカッパがルーフィングの例えになります。


昔は、ルーフィングを貼っていない時代もありました。

ですが、雨風が強いは、風向きによっては吹き込んで屋根裏から雨漏りしてしまうため、ルーフィングというシートで2次防水という構造で雨漏りから守るようになりました。


お問い合わせは無料です。お気軽にご相談ください。

ルーフィングの種類



ルーフィングの必要な性能は、

・止水性
→雨漏りから守る

・耐久性(強度)
→伸び縮みに耐えられる

・施工性
→破れにくい

・透湿性
→湿気を排出



この4つが必要になってきます。



そしてルーフィングの種類は、
おお~きく分けて2種類です。

・透湿系※
・非透湿系

※壁用の透湿防水シートとは違う屋根用

透湿系

・透湿ルーフィング

非透湿系

・透湿アスファルトルーフィング
・改質アスファルトルーフィング
・粘着層付き改質アスファルトルーフィング
・合成高分子系ルーフィング

透湿と非透湿の違いは?


名前の通り、湿気を通すか通さないかの種類に分かれます。

「透湿系」

湿気は通す(水は通さない)という優れものです。

衣服でいうと良いアウトドアジャケットのように通気性があるものです(^▽^)/

優れものの分だけ、価格も高めです。

屋根工事ではあまり使用されていません。


「非透湿系」

とにかく「防水、いのち」
イメージは、コンビニで購入したカッパなどですかね。

種類も豊富で値段も安価から高価なものもあります。


ほとんどが非透湿系の防水ルーフィングを使用されているかと思います!


ルーフィングそれぞれのメリット・デメリット

透湿ルーフィング



ーメリットー


・室内からの湿気を屋外へ出す
→最近の住宅は「断熱性の優れる住宅」というのが流行っています。

断熱が出来ても屋内からの湿気をその断熱が閉じ込めてしまい、それが結露として住宅の老朽化(カビ・腐食・シロアリ)に繋がってしまいます。




・耐久性があり、長持ち
→瓦屋根などでは、メンテナンス費の削減につながります!

耐久性は50年と言われています。


・透湿ルーフィングは、他のアスファルトルーフィングなどと比べて重量が軽い





ーデメリットー

・費用が高い
→一般的に屋根のルーフィングに使用されるアスファルトルーフィング940と比べて圧倒的に高いです。

・直貼り(じかばり)工法の屋根材では、通気構法とする必要があります。
直貼り工法の屋根材(スレート屋根、シングル屋根、立平葺きなど)では、

屋根材から湿気を排湿する経路が必要となるので、通気構法にしないといけません。

アスファルトルーフィング940(非透湿)



一般的な屋根工事だと
個のルーフィングの使用率は高いです。



ーメリットー

・費用が安価
→もっとも安価なルーフィングです。

・止水性を重視
→透湿ルーフィングよりは、止水性が良いと言われています。


ーデメリットー

・耐久性が低い(10~15年)
→破れやすい

湿抵抗が高く、湿気を排湿できません。

野地合板が結露により、劣化する事例が報告されています。



・手でも頑張れば破れます。

・タッカー(大きなホチキス)で固定


改質アスファルトルーフィング(非透湿)

 

ーメリットー

・アスファルトルーフィングに不織布(マスクのような)が入り、強度が増した。


・止水性を高めた
アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を混入した改質アスファルトを使用している。)

 ・アスファルトルーフィングと比べ、耐久性が延びた
止水性が抜群




ーデメリットー

費用がアスファルトルーフィングと比べて高め

止水性が抜群すぎて湿気も全く通さないため結露がしやすい
→換気棟などが必要です。

粘着層付き改質アスファルトルーフィング



改質アスファルトルーフィングの裏面に粘着層が全面についている改質アスファルトルーフィングの高品質製品!



ーメリットー

防水性が高くなっています。
→粘着層付きで、下地により密着しやすくなり、釘穴も減らせます。
(固定した釘・ビス穴も粘着層が絡んでくれる仕組みです。)

・耐久性も高い



ーデメリットー

・費用が高い

・止水性が抜群
→換気棟などが必要





お問い合わせは無料です。お気軽にご相談ください。

住宅を守る上でとっても重要なルーフィング


住んでいて「ルーフィング」は見えません。

見えなくても、お家にとってもは欠かせない重要な役割を持っています。



新築時はもちろん。
今後屋根工事を検討される方へ。

業者から「ルーフィング」の説明を必ず受けてください!

表面の屋根材だけでも種類ってたくさんあると思うんです。

ですが、一番の肝は「ルーフィング」です。



どんな「ルーフィング」を使うのか?
その「ルーフィング」はどんな施工にしないと性能を発揮しないのか?
「ルーフィング」のメリット・デメリット

皆さんや私たちにとっても住宅は、とっても大切な空間です。



安心して長く長く長持ちできるように、良い工事にしていきましょうね(^▽^)/



具体的なお見積りは、実際に現場状況をみて、業者に出してもらいましょう。

さむかわリフォームでも

お見積りや現地調査・ご相談は

無料で承っております

お問い合わせは無料です。お気軽にご相談ください。

屋根葺き替え手順

足場の架設 1日

既存屋根材解体&野地板&防水シート 1日~3日(屋根の大きさによる)

野地板取り付け 

防水シート

新たな屋根材取り付け 1~3日

足場の解体 1日

一般的なお家で7~10日間

長くても2週間ほどです(^▽^)/

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