ベランダ防水の施工の仕方について！

ベランダ防水の施工の仕方について！【さむかわリフォーム】

投稿日：2023年5月30日
カテゴリー：現場お役立ち情報山田ブログ

ベランダ防水工事の仕方について

皆さん、こんにちは！！

さむかわリフォームです！

ここ最近、体の芯から冷えてきており、外に出るのも凍えてしまいますね💦

今年は雪はどうなのでしょうか⛄降ると「雪だー」とテンションが上がってしまうのですが…。
寒いのも歩いて足が冷たいのも嫌ですね（笑）

防水塗装工事

さて、今回はお客様のお家で防水のトップコート仕上げをしてきましたので、まとめてみました！！

お客様のお家は、FRP防水で仕上がっております。

FRP防水とは、「繊維強化プラスチック」の略称です。

住宅に使われるFRPは、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂で、木材やコンクリートで作られた床の上にFRPのシートを敷きその上に樹脂を塗って硬化させます。

工程としましては、

①まずは、ケレン（研磨）で目粗しをします。

手作業で接着不良の既存のトップコートを剥がし、塗料の密着性を高めるために削って下地調整です！

②続きまして、アセトン拭き※と言って塗装表面の油膜成分を取り除くためにアセトンを雑巾などにつけキュッキュッと拭いていきます

※ネイルを落す除光液や車やバイクのオイル汚れを落す役割にもなっているものです。

③下塗りで塗料の接着性をよくするために、FRP防水用のプライマーを塗っていきます！

必ずプライマーは、全体的に塗って乾燥したらトップコートになります。

④最後に上塗りでトップコートです。

FRPのトップコートでも2種類あって

・ポリエステル系

・ウレタン系があります。

基本的に塗り替えの場合は、伸縮性の高いウレタン系が使われますね～！

トップコートを2回塗装して以上になります！

防水は基本的に10年を目途にメンテナンスが必要になります。

・ヒビが入ってる、剥がれがある

・退色が起きている

などでメンテナンスが必要なケースが多く…。

もっと進行してしまうと
バルコニーやベランダが崩れ落ちてしまったりして全解体工事と大規模になってしまいます。

そうなってしまう前に、防水はしっかりメンテナンスをしていかなくちゃならないのです。